自宅のリースバックは最後の手段

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リースバック相談 仲介手数料と契約手数料(事務手数料)

とあるリースバック会社(直接買取・仲介無)に電話問い合わせの後、リースバックの見積もりをもらった人から、

 私のところに仲介会社さん経由で、どんなもんか?と慌てた相談。

 

直接に問い合わせした結果の見積もりに、思った以上の不安感を持ったための行動のようです。

 

直接リースバック買取会社への査定・見積もりをお願いした場合は、

1社だけですと、リースバック会社に

一方的に有利な条件になりがちなので、

最低2社には見積もりはしてもらいましょう。

 

 仲介会社をはさんだリースバックの査定・見積もりは、

何社か査定を代行してくれる形になるので、きちんと説明を受けましょう。

 

意味がわからないという方は、単純に仲介手数料が発生しているかどうか?

を確認すれば良いと思います。

 

 

 

リースバック買取会社の多くは、仲介が入らず直接問い合わせをしてきたお客様には、仲介手数料にかわる契約手数料(事務手数料)を取るところが多いです。

テレビCMやラジオで高齢者が問い合わせしてくるケースが多いようです。

逆にネットを駆使できる世代はそのあたりは事前調査はされてきますね。

(大手のリースバック買取会社によっては、地域の子会社を仲介会社として用意して確実に仲介手数料を取る場合もあります。)

 

逆に仲介会社からの情報提供の場合は、仕方なく?手数料を自社は取りません。

仲介手数料分を仲介会社が取る場合は、仕方がないという論理なのでしょうか。

直接問い合わせしてきてくれたお客様には仲介手数料に代わるものを請求するというのが、手口です。

 

直接でも仲介経由でも、売買価格の3%は請求されるということです。

直接の場合は、契約手数料(事務手数料)を1%などに交渉するのも一つの手段だと思います。

 

※投資家さんが買い手になる場合の仲介でのリースバックは、売買契約はもちろん、賃貸契約に関する仲介手数料も請求されることが多いです。

 

 

本題に戻り

最初のお客様は、仲介会社経由で投資家(安定企業社員)さんでリースバックとなりました。

家賃は少々高めでしたが、買取価格が高め(市場価格の7割超)だったことと、普通賃貸借だったことと(何年でも居住して良いです)、更新料が書類作成代数万円だったこと、10年居住してくれれば買戻価格=当初売買価格だったからです。

三者に家を売ることができるという条件は消すことができませんでした。

 

眠らしておく現金預金を賃貸住宅での安定投資という意味では、長く住んでくれる可能性のある入居者を確保できるのは優位点なのですね。

 

一概には言えませんが、大きな組織になればなるほど手数料はまけたりしませんし、賃貸条件も一律でなかなか交渉できないです。

しかし投資家であればそのあたりはかなり交渉が可能です。

また大きな組織程、賃貸終了時の転売利益を重要視します。何百万円、何千万円儲かるのかと。

投資家は利回り・期間利益(家賃)を重要視します。

 

一長一短あります。

 

言われた通りに全てを受け入れてしまうと、

 リースバック買取会社 = ハイエナ という結果になると考えて間違いはないです。

 

 

どうしても大手のリースバック買取会社を使わざるを得ないパターンとしては、

5000万円を超えるリースバックの契約の場合だと思います。

リースバックで5000万円というと、市場価格(仲介価格)だと7000万~9000万円で売れる物件です。一戸建て、マンション関わらず。

理由は、高額になってくると、さすがに投資家さんの数が激減するからです。

多くの投資家さんは、1000万円くらいのものを狙ってる層が多いです。

特にサラリーマンは。

 

そのような方は、銀行からお金を借りての投資ではなく、現預金での投資が多いので、その方自身が借金火だるまになり、抵当権を実行されることは無いです。

 

まとめると、

・直接でも仲介でも、事務手数料、仲介手数料はだいたい3%請求されます。

・買主が投資家個人の場合は利回り、家賃の高さを期待します。(転売利益ではない)

・買主がリースバック会社の場合は、転売利益を期待します。(家賃は低めかも)

 

 

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