私道 ちょいと契約までは面倒かも
道路には公道と私道があります。
公道にも種類はありますが、どれも公の所有を主張する土地であり、滅多に揉め事はありません。
公道の下には、公の水道管、下水管、ガス管、まれに地下送電線、導水路などがあります。
問題は私道です。
リースバックでも、普通の仲介の売買でも、
私道に接している家は、
値段がかなり下がることもあれば、また契約がなかなかできない場合もあります。
法律的にできない訳ではなく、
不動産は銀行ローンを使い購入する方が多い訳で、
銀行が、公道に至るまでの私道所有者たちの、
通行、掘削、の承諾書
を用意しないと、買主の銀行ローンが承諾されない場合が増えてきています。
インフラがまともに利用できなければ、価値は無くなります。
現金で買う場合は、関係ないですが、
自宅の前の道路を掘らしてもらえなかったら、いざというとき大変ですね!という理屈。
実際には色々判例はあります。
私道だと、開発した不動産会社が所有したままだったり、面倒くさいケースがあります。
私道内の水道管本管が、他人の所有だったり。
新築建売住宅が、わざわざ新しい管を引いていることもありますが、意味があるのです。
私道の入口(公道に接する部分あたり)に、
たくさんの止水栓があったりすると、面倒な場合が多いです。
私道の承諾書がとれない場合は、投資家や零細リースバック買取会社しか、対応はしてもらえないと思います。
それか徹底的に買い叩かれるか。
leasebacker