自宅のリースバックは最後の手段

リースバックやってます。leasebacker@gmail.com

借地の場合のリースバック

旧法、新法に限らず、リースバックは可能です。というか法的には何の制約もありません。売ったり買ったり、貸したり借りたりするだけなので。

 

ただし、対応してくれるリースバック買取会社・投資家を探すのは大変です。

 

また可能かどうかは、地主(底地人)の質にもよります。底地人と話し合いをしないと、なかなか進みません。

 

というのも、借地権付建物は地代、更新料に加え、

建て替えるときは建替承諾料、

売るときは譲渡承諾料とか色々あります。

 

リースバックで、買い戻しだと、二回も譲渡承諾料が発生します。

 

ということで金銭面でなかなかリースバックが成約しないのが現実ではあります。

 

そのあたり、譲渡承諾料を、一度にしてくれる地主だと良いのですが、

まれに話に乗ってくれる地主もいます。

 

地主がお寺だと地域のこともあり、比較的柔軟だと言う意見もありますが、

不動産管理会社みたいな、きっちりとしたお寺もありますので、必ずしもではありません。

 

また同時に土地の整理をしている地主だと、底地の買取を求められることもあります。

 

 

ただ借地は更新料とかもあり、借地リースバックは、残存期間にもよりますが期間は10年以内の限定も多いです。

 

とにかく、リースバック、買い戻しは、当事者が売ったり買ったり忙しいので、双方ともに、

登記料(登録免許税)や不動産取得税、仲介手数料、その他経費がやたらとかかります。

そこに余計な費用や不確定要素が加わりますので、面倒なんです。

保証金が入ってない借地もありますし、契約書がまともに存在しない借地もあります。

 

 

leasebacker