なぜリースバック会社が増えてきているか。
とても儲かるからです。
特に人気のエリアで通常より安く買い取り(仕入れ)できることが多いからです。
今を続けたい事情がある人がいれば、安く買い叩く、チャンスなんです。
相続人のいない方が増えてきているから国庫に入るよりも先に現金化ということで、使われる場合もあります。
誰に相続させる云々に悩まず、生前に現金に変えてしまうこともできますね。
希に死んだら赤十字に、、、と寄付する方もおりますが・・・。
話は長くなるのもなんですが、
色々と不動産業界としては、実はリースバックは商機到来なのです。
老後のお金に困っている方が増えてきているから、リースバックだと安く買い取れる(安く仕入れられる)ためというのがかなりありまして、
不動産業界の商機なのです。年金がどんどん削減されれば、加速しますね。
普段売却など考えていない、10年後くらいに売却を考えたであろう人からの潜在需要を喚起できるから商機なのです。
不動産業界全体の収益が落ちてきているため新しいビジネスでもあります。
時代の要請と軽口を叩いてみます。
ただしネットを見ていれば分かるのですが、
リースバック会社が増え続け、氾濫し始めているので、
何社も問い合わせて査定をお願いすれば、
基本的に、買取価格の吊り上げと家賃のダンピングが可能であると思います。
一社だけに査定を出すのは良くないです。
かと言って、一括査定なんて任せるのは良くないです。
IT会社が水道屋さんとしてあらゆるところ、テレビ雑誌、日本中に広告を打ち、
仕事だけを集め、地域の水道屋さんに仕事を紹介し、
自分はピンハネするだけ、、、というパターンと同じですね。
ネットの一括なんたらは、だいたいそうですよね。
またリースバック会社によって、売買契約時の経費、賃貸契約時の経費、賃貸更新時の経費は異なります。
長期保有が前提で所有を続けてくれる可能性のあるリースバック会社もあるでしょうし、
簡単に第三者に不動産投資物件として短期利益確定で転売してしまう傾向のあるリースバック会社もあると思います。
自分が買うフリをして、第三者に即転売してしまう会社もあります。
逆に財産に余裕ある方が、株よりも安定するからと低めの利回りで買ってくれる場合もあるでしょう。
買い取ってくれる方が、法人より個人の方のほうが良い場合もあります。
通常は、リースバック契約後はどうなるかは分かりません。
ずっと住める約束が口約束になるかもしれません。
家賃があがるかもしれません。
所有権がなくなり、賃借人になるのですから。
大抵のリースバックの賃貸契約書には、第三者に売るかもしれませんからね!
と文面が入っています。所有者は変わるかもしれませんよ。
leasebacker